hreflangの書き方は、言語コード(ISO 639-1)と地域コード(ISO 3166-1 alpha-2)を正しく組み合わせ、全ページに全言語を相互参照で記載し、x-defaultとcanonicalを整えるという流れで完成します。本記事では、迷わず実装できる7ステップと、HTML・HTTPヘッダー・XMLサイトマップのコピペ用サンプルコード、公開前に潰すべきミス防止チェックリストまでを一気に解説します。基本構文はrel="alternate"を使ったlink要素で、head内に絶対URLで書くのが原則です。
- hreflangの正しい書き方と基本ルール
- 3つの実装方式のコピペ用サンプルコード
- よくあるミスの防止チェックリストと検証方法
言語・地域コードの決め方から相互参照、x-default、canonical整合までを7ステップで手順化し、Search Consoleでエラーゼロを確認できる状態を目指します。
hreflangの書き方の基本ルールとは?

hreflangの書き方の基本は、link要素にrel="alternate"とhreflangとhrefを指定し、head内に絶対URLで記載することです。言語コードはISO 639-1、地域コードはISO 3166-1 alpha-2を使い、両者はハイフンでつなぎます。まずは構文と用語を正確に押さえることが、動かないミスを防ぐ第一歩になります。
hreflangとは何を伝える属性か?
hreflangとは、ページが「どの言語で、どの地域向けに書かれているか」をGoogleに伝える属性です。hreflangはページの言語版と地域版をひも付け、ユーザーの環境に最適なバージョンを検索結果へ表示させるための情報です。Google公式も、複数の言語・地域バージョンがある場合は別バージョンを知らせると最適な表示につながると説明しています(Google検索セントラル)。
基本構文はどう書くのか?
基本構文は<link rel="alternate" hreflang="言語・地域コード" href="表示するページURL" />です。href属性は必ずhttps://から始まる絶対URLで記載し、相対URLは使いません。head内であれば記載位置は自由で、タグ数の上限もありません。日本語向けならhreflang="ja"、日本地域も明示するならhreflang="ja-JP"と書きます。
言語コードと地域コードの使い分けは?
言語コードはISO 639-1、地域コードはISO 3166-1 alpha-2を使い、書式は「言語」または「言語-地域」です。地域コードのみの記載(例hreflang="JP")はNGで、コードが1つだけだと言語として解釈され、存在しない言語扱いでエラーになります。日本語は必ずjaと書く点に注意します。関連する仕組みはAI検索対策の進め方でも触れています。
基本ルールを整理すると次の通りです。まずは書式の型を頭に入れておきましょう。
| 要素 | 使う規格 | 例 |
|---|---|---|
| 言語コード | ISO 639-1 | ja / en / fr |
| 地域コード | ISO 3166-1 alpha-2 | JP / US / GB |
| 文字体系コード | ISO 15924 | zh-Hans / zh-Hant |
| 特殊値 | 予約値 | x-default |
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まずは「言語か言語-地域」「絶対URL」「head内」の3点。ここを外さなければ大きな事故は防げますよ。
なぜhreflangが必要?設定しないと何が起きるのか?


hreflangが必要なのは、設定しないと検索結果で言語のミスマッチが起き、ユーザーが内容を読めずに離脱してサイト評価が下がるおそれがあるからです。多言語・多地域サイトでは、正しい言語版を届けるための必須の下ごしらえと言えます。一方で、日本語だけのサイトなら基本的に不要です。
設定しないと検索結果はどうなるのか?
hreflang未設定だと、日本で検索するユーザーに英語版が上位表示されるなどのミスマッチが起こり得ます。読めないページに着地したユーザーはすぐ離脱し、結果としてサイト全体の評価低下につながるおそれがあります。言語・地域の版が揃っているのに正しく届かないのは大きな機会損失です(technical-seo.jp)。
Googleは言語をどう判断しているのか?
Googleはhreflangやlang属性で言語を検出しているのではなく、ページ内容をアルゴリズムで判断しています。hreflangは順位を決める要素ではなく、代替版を関連付けるための情報です。だからこそ、別バージョンの存在を明示したほうがより正確にひも付けられます(Google検索セントラル)。
AI検索時代にhreflangはどう効くのか?
hreflangの設定はGoogleのAIによる概要(AI Overviews)でも有効とされ、各言語版の関連性を正しく理解できると、ユーザーの言語環境に最適なページが引用・提示されやすくなります。AI検索の全体像はLLMOとは何かやGEO(生成エンジン最適化)とはもあわせて確認すると理解が深まります。
TechSuite株式会社の「AI検索パートナーズ」は、自社サイトでAI Share of Voiceが高水準にあり、支援事例でAI Overviewの引用率を改善した実績をもとに、多言語環境でも正しい版が引用される設計を支援しています。



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hreflangの書き方7ステップとは?


hreflangの書き方は、対応言語の洗い出しからコード決定、構文記述、相互参照、x-default、canonical整合、実装方式の選択という7ステップに落とし込めます。この順で進めれば、初めてでも矛盾のない設定を組み立てられます。以下で各ステップを具体的に見ていきます。
ステップ1〜3で何を決めるのか?
最初に対応する言語と地域を洗い出し、次にISO規格に沿ってコードを決め、基本構文を書きます。何言語×何地域を扱うかを先に確定させると、以降の相互参照の設計が一気に楽になります。例えば日本語・英語・フランス語なら、それぞれの版のURLとjaenfrを対応表にまとめてから構文化します。
ステップ4〜5で相互参照とx-defaultをどう扱うか?
すべての言語ページに、全言語分のhreflangを相互参照(双方向リンク)で記載し、自ページ分も含めます。自ページ分だけを書いて他言語を書き忘れるのは、最も多い相互参照漏れのミスです。さらにx-defaultを追加し、どの言語・地域にも一致しないアクセスで表示するページを指定します。特別な狙いがなければ英語ページを指定する運用が一般的です。
ステップ6〜7で何を整えるのか?
ステップ6ではcanonicalと絶対URLを整え、hreflangが指す先を必ず正規ページにします。非正規ページや破損ページを指すとエラーの原因になります。ステップ7で実装方式を選び、小規模ならHTML、大規模ならXMLサイトマップが管理しやすい傾向があります。
7ステップの全体像を表で確認しておきましょう。順番に潰していくのがコツです。
| ステップ | 作業内容 | ゴール |
|---|---|---|
| 1 | 対応言語・地域の洗い出し | 版の一覧化 |
| 2 | 言語・地域コードの決定 | ISO準拠のコード |
| 3 | 基本構文の記述 | link要素の作成 |
| 4 | 全ページに相互参照 | 双方向リンク完成 |
| 5 | x-defaultの追加 | 既定ページ指定 |
| 6 | canonical・絶対URL整合 | 正規ページ参照 |
| 7 | 実装方式の選択 | 公開準備完了 |
TechSuite株式会社の「AI検索パートナーズ」は、技術実装を担う人材とコンテンツ制作人材が一つのチームで連携し、戦略設計から実装・効果測定・改善までを一気通貫で伴走するため、hreflangのような手順の多い実装も抜け漏れなく進められます。



7ステップを上から順に。特にステップ4の相互参照は全ページ分そろって初めて機能しますよ。
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コピペで使えるhreflangサンプルコードは?


hreflangはHTMLのlink要素、HTTPヘッダー、XMLサイトマップの3方式で実装でき、いずれも相互参照とx-defaultを含めて書くのが正解です。ここでは日本語・英語・フランス語+x-default全部入りのサンプルを方式別に示します。まずは最も簡単なHTML方式から確認していきましょう。
HTMLのlink要素ではどう書くのか?
head内に、対応する全言語分のlink要素とx-defaultを並べます。この記述は全ページのhead内に、自ページ分も含めて同じ内容を入れるのが原則です。具体的には以下のように書きます。
<link rel="alternate" hreflang="ja" href="https://example.com/ja/" />
<link rel="alternate" hreflang="en" href="https://example.com/en/" />
<link rel="alternate" hreflang="fr" href="https://example.com/fr/" />
<link rel="alternate" hreflang="x-default" href="https://example.com/en/" />
HTTPヘッダーではどう書くのか?
PDFなどHTML以外のファイルには、HTTPヘッダーでLinkを追加します。HTTPヘッダー方式はHTMLを持たないコンテンツにもhreflangを適用できる点が強みです。Apacheなら.htaccessやhttpd.conf、NGINXならnginx.confで、次の形式のLinkヘッダーを付与します。
Link: <https://example.com/en/>; rel="alternate"; hreflang="en", <https://example.com/ja/>; rel="alternate"; hreflang="ja"
XMLサイトマップではどう書くのか?
大規模サイトでは、XMLサイトマップでxhtml:linkを使うと管理しやすくなります。各<url>内に、全言語版とx-defaultを列挙します。
<xhtml:link rel="alternate" hreflang="ja" href="https://example.com/ja/" />
<xhtml:link rel="alternate" hreflang="en" href="https://example.com/en/" />
3方式の向き・不向きを整理すると次のようになります。サイト規模に応じて選びましょう。
| 方式 | 向いているケース | 特徴 |
|---|---|---|
| HTML link要素 | 小〜中規模 | 最も簡単で導入しやすい |
| HTTPヘッダー | PDF等HTML以外 | 非HTMLにも適用可能 |
| XMLサイトマップ | 大規模サイト | 一元管理しやすい |
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コードはコピペでOK。ただし絶対URLと相互参照だけは、自サイトの実URLに置き換えて必ず全ページ分そろえてくださいね。
よくあるミスを防ぐチェックリストと検証方法は?


hreflangのミスは、誤コード・相互参照漏れ・非正規ページ参照・x-default未設定などが典型で、公開前チェックリストと検証ツールで潰せます。GoogleのJohn Mueller氏もhreflangをSEOで最も難解な要素の一つと述べており、確認工程が重要です。ここでは防止チェックと検証手順を分けて解説します。
公開前に確認すべきミスは?
コード系では、区切りにアンダースコア(ja_JP)ではなくハイフン(ja-JP)を使い、イギリスはen-UKではなくen-GBと書きます。言語コードとページの実言語がズレると、無効化より悪影響が大きくなるおそれがあります。中国語は地域ではなくISO 15924の文字体系で、簡体字はzh-Hans、繁体字はzh-Hantと書き分けます。
公開前に潰すべき項目を一覧にまとめました。順にチェックしてください。
hreflang公開前チェックリスト
- 言語・地域コードがISO規格に沿っている
- 区切りがハイフンで、en-UK等の誤りがない
- 全ページに全言語を相互参照で記載している
- x-defaultを設定している
- 破損・非正規ページを指していない
- ページの実言語・lang属性・hreflangが一致している
実装後はどう検証するのか?
実装後はSearch Consoleのインターナショナルターゲティングでエラーを確認するのが基本です。単一ページの検証にはhreflang Tags Testing Tool、複数ページの巡回にはScreaming Frog(500ページまで無料)が便利です。有料のAhrefsやSemrush、ブラウザの開発者ツールでのhead目視も併用すると精度が上がります。
WordPressでラクに実装するには?
WordPressなら、プラグインで手間を抑えて実装できます。Google推奨に沿って対応できるPolylang、管理画面が日本語で初心者向けのBogo、そのほかMultilingual PressやEasy hreflangなどが選択肢です。コードだけ挿入したい場合はWP Codeのような挿入用プラグインも利用できます。会社選びの観点はLLMO対策のやり方とチェックリストも参考になります。
TechSuite株式会社の「AI検索パートナーズ」は、コンサルティングという性質上、業種・規模・商材・課題に合わせてすべて顧客ごとに個別設計し、サイト構造やボトルネックを特定したうえで解決策の実行まで伴走します。



難解と言われるhreflangも、チェックリストとツール検証をセットにすれば、エラーゼロまで着実に近づけられます。
よくある質問
- 日本語だけのサイトでもhreflangは必要ですか?
基本的に不要です。hreflangは同じ内容の言語版や地域版が複数あるときに、それらを関連付けるための属性です。単一言語のサイトでは設定する対象がないため、無理に付ける必要はありません。
- hreflangを設定すれば順位は必ず上がりますか?
必ず上がるわけではありません。hreflangは順位を決めるアルゴリズムではなく、代替版を関連付ける情報です。ユーザーの言語・地域に合った版を届けることで、離脱を防ぎ体験を改善する役割を担います。
- hreflangタグの数に上限はありますか?
実装できるタグ数に制限はありません。対応言語が多いほどタグは増えますが、head内であれば記載位置も自由です。ただし全ページに全言語を相互参照で記載する必要があります。
- hreflangとcanonicalは両方必要ですか?
両方使うのが基本です。canonicalで各言語版の正規URLを定め、hreflangはその正規ページ同士を関連付けます。hreflangが非正規ページを指すとエラーになるため、両者の整合を必ず確認します。
まとめ
hreflangの書き方は、言語・地域コードの決定から相互参照、x-default、canonical整合までを7ステップで進めれば、初めてでも矛盾なく実装できます。HTML・HTTPヘッダー・XMLサイトマップの3方式は、サイト規模に応じて選ぶと管理が楽になります。
公開前はチェックリストで誤コードや相互参照漏れを潰し、Search Consoleや検証ツールでエラーゼロを確認しましょう。難解とされる領域だからこそ、手順化と検証の徹底が仕上がりを左右します。
本記事のサンプルコードとチェックリストを起点に、正しい言語版が検索とAI検索の双方で届く状態を目指してください。実装や多言語コンテンツ設計に迷う場合は、専門家への相談も選択肢になります。
参考にした情報源



