運営会社について:当サイトを運営するTechSuite株式会社も、AI検索対策サービス「AI検索パートナーズ」を提供しています。本記事のおすすめ会社には含めていません。

Google検索の一番上にAIの回答が出るようになって、自社の商品ページがクリックされにくくなったと感じていませんか。
結論から言うと、D2Cブランドは「Google AI Overviewsに載るか」を中心に、SEOの土台とAI向けの設計を両立できるAIO対策会社を選ぶのが近道です。
D2CブランドがAIO対策の会社を選ぶときは、Google AI Overviewsでの掲載・引用を測る仕組みがあるか、商品情報を構造化して実装できるか、既存のSEO資産を活かせるかの3点を見るのが重要です。AIOは、GoogleのAI Overviewsをはじめとする、検索の中で表示されるAI回答での露出を高める取り組みで、D2Cの「検索で見つけてもらう」流れに最も近い領域です。
本記事は、公開情報にもとづき7社を整理しています。AIOを専用の名前で掲げる会社は多くなく、LLMOやAI検索対策として提供している会社が中心ですが、AI Overviewsを対象に含めている会社を選んでいます。D2Cに特化した会社の公開情報は限られるため、D2Cの課題に合う軸で選定しています。
- D2CでAIO対策が必要な理由
検索結果上部のAI回答が、商品探索の入口に与える影響を整理します。 - 会社選びの4つの軸
AI Overviewsの計測・商品情報の構造化・SEOとの両立・実装体制で比べます。 - おすすめ7社の比較
公開情報にもとづき、タイプ・特徴・向いている企業を表で確認できます。 - 費用相場と進め方
相場の目安、依頼の流れ、注意点とよくある質問をまとめます。
D2CブランドでAIO対策が必要なのはなぜ?
D2CブランドにとってAIO対策が重要になるのは、商品探索の多くが、いまも検索エンジンから始まるからです。「〇〇 おすすめ」「〇〇 成分」「〇〇 口コミ」といった検索で、結果の最上部にAIによる要約が表示されると、ユーザーはその要約を読むだけで満足し、各社のサイトまで進まないことがあります。つまり、AIの要約の中で名前が挙がるか、出典として自社のページが示されるかが、検索流入の質と量に影響します。
AIOの特徴は、SEOと地続きである点です。AI Overviewsは、検索結果のページを参照して要約を作るため、SEOの土台(クロールされやすい構造、質の高いコンテンツ、適切な内部リンク)が整っていないと、AIの回答にも反映されにくくなります。逆にいえば、すでにSEOで一定の評価を得ているD2Cブランドは、AIOの設計を足すことで、成果を伸ばせる可能性があります。LLMO・GEO・AEOとの違いは5つの違い、AIOそのものはAIOの解説で整理しています。
D2C固有の事情として、商品ページが「売る文章」中心になりやすい点があります。AIは、商品の特徴を客観的な情報として抜き出して要約に使うため、成分・容量・価格・使い方・対象・注意事項といった事実が、見出しや表、FAQで整理されているほど拾われやすくなります。キャッチコピーや世界観の表現は、ブランドの魅力として大切ですが、AIに読み取らせる情報とは分けて設計する必要があります。
もう一つ、D2Cで見落としやすいのが「指名検索」と「非指名検索」の違いです。ブランド名で検索する人は、すでに自社を知っているため、AIの要約でも公式の情報が参照されやすい傾向があります。一方、悩みや目的で探す非指名の検索では、競合や比較メディアも並ぶため、AIの要約にどのブランドが含まれるかの競争になります。AIOの成果を測るときは、この2つを分けて見ると、どこに伸びしろがあるかが分かりやすくなります。
また、D2Cは季節商品や限定商品が多く、同じカテゴリで競合が入れ替わりやすい業態です。AI Overviewsに挙がるブランドも、検索のタイミングで変わる可能性があります。一度整えて終わりではなく、掲載率や引用されたURLを定期的に確認し、変化に合わせてページを更新する運用が必要です。
なお、化粧品や健康食品などでは、効果・効能の表現に広告規制が関わります。AIの要約に載る可能性があるからこそ、商品ページの表現は最新の規程を確認しながら整えてください。
D2Cブランド向けのAIO対策会社は何で選ぶ?
AIOでは、Google AI Overviewsを具体的に計測し、改善につなげられる会社かどうかが出発点です。比較軸は次の4つです。
軸1:AI Overviewsでの掲載・引用を計測できるか
AI Overviewsでの掲載率、引用されたURL数、引用元の傾向などをKPIとして追えるかを確認します。ChatGPTなど他のAIの状況もあわせて見られると、全体像が把握しやすくなります。計測の頻度と、レポートの形式も聞いておきましょう。
軸2:商品情報を構造化して実装できるか
商品の事実情報を、構造化マークアップやFAQ、表で整理し、サイトに実装できるかを見ます。企画だけでなく、実装まで自社の開発チームで対応できる会社は、改善のスピードが上がります。実装を外部に任せる場合は、その手配や費用の扱いも確認が必要です。
軸3:SEOの資産を活かし、両立できるか
AIOはSEOと地続きのため、SEOの知見がある会社が向いています。既存の検索順位を落とさずに、AI向けの設計を加える計画を示せるかを確認します。リライトやページ追加によって、既存の評価を損なわない進め方になっているかも重要です。
軸4:D2Cの導線(購入・定期購入)まで見られるか
AIの要約から自社サイトへ来たユーザーが、購入や定期購入にたどり着くまでの導線を見直せるかが、売上に直結します。分析基盤を持つ会社、広告やWeb制作まで一社で対応できる会社など、導線の改善まで見られる会社を選ぶと、AIOの成果を売上につなげやすくなります。
D2Cブランド向けAIO対策会社おすすめ7選
以下は順位づけではなく、本文で紹介する順の一覧です。まず要点をリストで、続けて料金・契約期間を含む比較表で確認できます。
- 株式会社ジオコード:上場SEO会社が制作・広告までまとめて支える
- 株式会社NEXER Group:自社エンジニアが実装まで担うSEO起点の支援
- GMO NIKKO株式会社:グループの知見を生かした定額型のAI最適化サービス
- 株式会社クリエル:構造化やllms.txtなど技術実装も担うLLMO支援
- 株式会社アマノート:編集力で質問設計から伴走するコンテンツ会社
- 株式会社メディアリーチ:引用と推薦を分けて設計する大阪の先行事業者
- 株式会社プリンシプル:データ基盤を活かし効果を数値で可視化
| 会社名 | タイプ | 主な支援 | 料金の目安 | 契約期間 | 向いている企業 |
|---|---|---|---|---|---|
| 株式会社ジオコード | SEO起点の伴走型 | SEOコンサルにAIO/LLMO対策とコンテンツ施策を組み合わせた支援。内製化支援やWeb制作も提供 | スタンダードプラン月30万円〜(SEOコンサル・AIO/LLMO・コンテンツ施策を含む)、通常プラン15万円〜 | 要お問い合わせ | SEO施策とAI検索対策をまとめて進めたい企業向け |
| 株式会社NEXER Group | SEO起点の伴走型 | AI検索での引用を目指すコンサルティング。診断から施策実装まで | ベーシックプラン月20万円〜(規模・競合により分析後に見積もり) | 要お問い合わせ | 社内に専門知識がない企業向け |
| GMO NIKKO株式会社 | ツール+コンサル型 | AIO対策のオールインワンツール提供と、コンサルティング付きプランでの改善支援 | ツールプラン月10万円、コンサル+ツールプラン月60万円、エンタープライズは個別(金額記載なし) | ツールプラン最低12か月、コンサル+ツールプラン最低6か月、エンタープライズ最低12か月 | 金融・医療・不動産など規制業種の経験があり、大規模サイトも対象 |
| 株式会社クリエル | SEO起点の診断重視型 | エンティティ強化、構造化データチェック、llms.txt作成、サイテーションマップ、被リンク設計 | ベーシックプラン15万円〜 | 要お問い合わせ | 既存SEO資産を活かしてAI検索対応したい企業向け |
| 株式会社アマノート | SEO×LLMO月額伴走型 | 現状診断、プロンプト・キーワード設計、記事の設計・制作・改善、月次レポート | ライト月額10万円〜、LLMO特化25万円〜、総合伴走35万円〜(税別、記事制作は別途) | 最低3か月(スポットも相談可) | AI検索で自社が挙がらず進め方に迷う企業向け |
| 株式会社メディアリーチ | ツール併用の伴走型 | 現状分析、月次の戦略設計、施策レビュー、定例MTG、任意の実行代行 | 要お問い合わせ | 契約期間の縛りなし・違約金なし(公式記載) | SaaS・製造・医療・金融などBtoB/BtoC向け |
| 株式会社プリンシプル | データ分析重視の伴走型 | LLMO要因診断、ログ分析、定点観測、月次コンサル、コンテンツ制作(オプション) | LLMO単体:ライト月額15万円(初期30万円)、伴走月額30万円(初期80万円)、スポット80万円。SEO+LLMOセット月額100万円(初期280万円) | 要お問い合わせ | データに基づき内製チームと進めたい企業向け |
以下は、公開情報にもとづく7社の整理です。順位づけではなく、タイプの違いを示した一覧で、内容は各社の公表にもとづきます。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
株式会社ジオコードはどんな会社?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 一言でいうと | 上場SEO会社が制作・広告までまとめて支える |
| タイプ | SEO起点の伴走型 |
| 主な支援 | SEOコンサルにAIO/LLMO対策とコンテンツ施策を組み合わせた支援。内製化支援やWeb制作も提供 |
| 料金の目安 | スタンダードプラン月30万円〜(SEOコンサル・AIO/LLMO・コンテンツ施策を含む)、通常プラン15万円〜 |
| 契約期間 | 要お問い合わせ |
| 向いている企業 | SEO施策とAI検索対策をまとめて進めたい企業向け |
| 公表している実績 | 東証スタンダード上場、SEOノウハウ21年と公表 |
| 依頼前に確認したい点 | 契約期間は記載なし。プランごとの含有範囲は事前に確認したい |
| 公式サイト | https://www.geo-code.co.jp/ |
株式会社NEXER Groupはどんな会社?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 一言でいうと | 自社エンジニアが実装まで担うSEO起点の支援 |
| タイプ | SEO起点の伴走型 |
| 主な支援 | AI検索での引用を目指すコンサルティング。診断から施策実装まで |
| 料金の目安 | ベーシックプラン月20万円〜(規模・競合により分析後に見積もり) |
| 契約期間 | 要お問い合わせ |
| 向いている企業 | 社内に専門知識がない企業向け |
| 公表している実績 | WEB集客実績5,000社以上、SEO歴20年と公表 |
| 依頼前に確認したい点 | 契約期間の記載なし。税込/税別の表記なし |
| 公式サイト | https://nexer.co.jp/ |
GMO NIKKO株式会社はどんな会社?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 一言でいうと | グループの知見を生かした定額型のAI最適化サービス |
| タイプ | ツール+コンサル型 |
| 主な支援 | AIO対策のオールインワンツール提供と、コンサルティング付きプランでの改善支援 |
| 料金の目安 | ツールプラン月10万円、コンサル+ツールプラン月60万円、エンタープライズは個別(金額記載なし) |
| 契約期間 | ツールプラン最低12か月、コンサル+ツールプラン最低6か月、エンタープライズ最低12か月 |
| 向いている企業 | 金融・医療・不動産など規制業種の経験があり、大規模サイトも対象 |
| 公表している実績 | 金融・医療・不動産など規制の厳しい業種での経験が豊富と公表 |
| 依頼前に確認したい点 | AI言及・引用の分析機能は開発中との記載あり。税込/税別の表記は要確認 |
| 公式サイト | https://www.koukoku.jp/ |
株式会社クリエルはどんな会社?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 一言でいうと | 構造化やllms.txtなど技術実装も担うLLMO支援 |
| タイプ | SEO起点の診断重視型 |
| 主な支援 | エンティティ強化、構造化データチェック、llms.txt作成、サイテーションマップ、被リンク設計 |
| 料金の目安 | ベーシックプラン15万円〜 |
| 契約期間 | 要お問い合わせ |
| 向いている企業 | 既存SEO資産を活かしてAI検索対応したい企業向け |
| 公表している実績 | 1,500社以上のWeb戦略を支援と公表 |
| 依頼前に確認したい点 | 税込/税別の記載なし。実装代行はオプションで料金記載なし。契約期間の明記なし |
| 公式サイト | https://www.creal.co.jp/ |
株式会社アマノートはどんな会社?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 一言でいうと | 編集力で質問設計から伴走するコンテンツ会社 |
| タイプ | SEO×LLMO月額伴走型 |
| 主な支援 | 現状診断、プロンプト・キーワード設計、記事の設計・制作・改善、月次レポート |
| 料金の目安 | ライト月額10万円〜、LLMO特化25万円〜、総合伴走35万円〜(税別、記事制作は別途) |
| 契約期間 | 最低3か月(スポットも相談可) |
| 向いている企業 | AI検索で自社が挙がらず進め方に迷う企業向け |
| 公表している実績 | 支援実績129社・44分野、事例で引用割合11.4%から20.4%と公表(自己申告) |
| 依頼前に確認したい点 | 表示・順位の保証なし。新規受け入れ枠に限りあり |
| 公式サイト | https://amanaut.co.jp/ |
株式会社メディアリーチはどんな会社?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 一言でいうと | 引用と推薦を分けて設計する大阪の先行事業者 |
| タイプ | ツール併用の伴走型 |
| 主な支援 | 現状分析、月次の戦略設計、施策レビュー、定例MTG、任意の実行代行 |
| 料金の目安 | 要お問い合わせ |
| 契約期間 | 契約期間の縛りなし・違約金なし(公式記載) |
| 向いている企業 | SaaS・製造・医療・金融などBtoB/BtoC向け |
| 公表している実績 | LLMO支援117社超(2026年4月末時点)、Clutch受賞と公表 |
| 依頼前に確認したい点 | サービスページに金額記載なし。ツール単体は別料金体系 |
| 公式サイト | https://mediareach.co.jp/ |
株式会社プリンシプルはどんな会社?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 一言でいうと | データ基盤を活かし効果を数値で可視化 |
| タイプ | データ分析重視の伴走型 |
| 主な支援 | LLMO要因診断、ログ分析、定点観測、月次コンサル、コンテンツ制作(オプション) |
| 料金の目安 | LLMO単体:ライト月額15万円(初期30万円)、伴走月額30万円(初期80万円)、スポット80万円。SEO+LLMOセット月額100万円(初期280万円) |
| 契約期間 | 要お問い合わせ |
| 向いている企業 | データに基づき内製チームと進めたい企業向け |
| 公表している実績 | 500社以上の支援知見と公表。東証グロース上場 |
| 依頼前に確認したい点 | 税込/税別の記載なし。契約期間の明記なし。個別の導入事例数値は掲載なし |
| 公式サイト | https://www.principle-c.com/ |
D2CブランドのAIO対策の費用相場は?
AIO対策の費用は、LLMO対策と同様に、支援範囲で大きく変わります。LLMO対策会社の全国版一覧記事では、初期診断は無料〜30万円程度、軽量な月額コンサルは月額10万円台〜30万円程度、総合的な月額コンサルは月額30万円〜100万円以上、分析ツールは月額数万円台〜が目安とされています。AIOを専用メニューとして価格を公表する会社は多くないため、近い領域の相場を参考にするのが現実的です。全体像はAIO対策会社おすすめ一覧(全国版)もご覧ください。
D2Cの場合は、まず無料診断やスポット診断でAI Overviewsでの現状を確かめ、次に主力カテゴリの商品ページを構造化し、効果を見ながら対象を広げる進め方が、予算を抑えやすくなります。実装を含むか、レポートの頻度はどうか、契約期間の縛りはあるか(6か月契約からとする会社もあります)を、見積もりで確認しましょう。
D2Cブランドが依頼するときの流れと、失敗しないための注意点は?
- 目的とKPIを決める:AI Overviewsでの掲載率、AI経由の流入、購入数など、重視する指標を選びます。
- 主力カテゴリで現状を診断する:「おすすめ」「成分」「比較」などの検索で、AI Overviewsの表示と引用元を確認します。
- SEOの現状と合わせて課題を整理する:検索順位とAIの引用の差を見て、構造・内容・外部評価のどこに課題があるかを確認します。
- 商品ページを小さく改善する:事実情報の整理、構造化、FAQの追加を、重点商品から行います。
- 計測して拡大する:掲載率や引用URLの変化を見て、効果のある施策を広げます。
注意点は3つです。第一に、AI Overviewsの表示は変動しやすいため、短期の成果を断言する会社には注意すること。第二に、SEOの順位を損なうリライトにならないよう、変更の範囲と手順を確認すること。第三に、広告規制のある商材では、最新の規程を確認すること。
会社の比較を広げたい場合は、AIO対策会社おすすめ一覧(全国版)もご覧ください。
よくある質問
- AIOとSEOはどう違いますか?
-
SEOは検索結果での順位、AIOはAI Overviewsなど検索内のAI回答での掲載・引用が目的です。AI Overviewsは検索結果を参照するため、SEOの土台は重要ですが、AIに読み取られやすい情報設計は別に必要です。
- AI Overviewsに載っているかは、どう確認しますか?
-
主力商品に関する検索を実際に行い、AI Overviewsの表示と引用元を確認する方法があります。継続的に追う場合は、計測できるツールや、AI Overviewsを対象にモニタリングしている会社の支援を検討しましょう。
- AIOとLLMOは同じですか?
-
重なる部分はありますが、AIOはGoogleのAI Overviewsなど検索内のAI回答に重きを置き、LLMOは大規模言語モデルの回答での採用に重きを置きます。会社によっては、両方を同じメニューで提供しています。
- 少額から始められますか?
-
無料診断を用意する会社や、月額10万円〜の目安を公表する会社があります。まず診断で現状を知り、重点カテゴリから始めると予算を抑えやすくなります。
まとめ
D2CブランドのAIO対策は、Google AI Overviewsでの掲載・引用の計測、商品情報の構造化、SEOとの両立、導線の改善の4軸で会社を選ぶのが基本です。まず診断で現状を確かめ、主力商品から小さく始めて広げてください。
